家族で営む「くだもの農家」はもう限界?!

先に本記事の結論を言っておくね

【結論】くだもの農家は「会社」にした方がよい!

ちょっと今日は、小難しい話になるけど
とっても大事なことだから、5分だけ付き合ってね。

え――――、、、しょうがないなぁ・・・

【※ 本記事は「果樹農業に関する現状と課題について 令和元年10月 農林水産省」の資料に基づいて作成されております。】

くだもの農家の現状

課題

課題

  • くだもの農家の減少
  • 労働力不足の深刻化(短期で人を雇うのも困難に)
  • 作る量が減ることで、充分な出荷量を確保できない
  • 廃園の増加
  • 廃園地からの病害虫の発生で、現役の農園にも悪影響
  • 短期で人を雇うのが困難になると、今の農園規模でも維持が困難になる
  • 産地全体の基盤が弱くなり、農園の維持が困難になる

現在は、くだもの農家の減少や高齢化、労働力不足が進行しています。個々の果樹経営をこのまま続けているだけでは産地の維持は難しく、労働力確保等のためには法人化が必要です。
しかし、法人化が必要と言われても、くだもの農家は家族経営が多く、個々で考えると『2ha(1ha=100m✕100m)程度』で、それなりの所得が確保できるので、そこで満足してしまうといいます。
また、そこが1つのボーダーとなるのは他にも、それ以上の農場規模となると、収穫などの労働ピーク時に家族だけでは間に合わないので、短期で人を募集する必要があることから規模拡大が進みにくいそうです。
(家族内でやろうとしても限界があり、大きな規模の果樹園を営むには人を雇う必要がありますもんね。)
所得にある程度満足している為、法人化等のリスクを背負って規模拡大に挑戦するくだもの農家は少ない のが現状です。

消費者としては、くだものを欲しいと思っている人は多いから
くだものを沢山作って、安く売ってほしいな~~~

国産くだもののニーズは高いから、日本国内での需要に加えて、輸出品目としてのポテンシャルも高いものね。もっと多く生産できれば、世界における日本の価値も上がるかもしれないわね。

ぽ、ぽてんしゃる??
まぁ、ボクは安くたくさん食べられればそれでいいや!

ポイント

供給不足! (作る量が足りない)
→農家数の減少や高齢化等の生産基盤の弱体化により、年々生産量は減っており、国内外の需要に対応できていない

これからどうしていくのが良さそうか

予測

  • 消費者の「欲しい!」に対応していくためには、作りすぎを前提とした需給安定対策(※)から、作る量が足りないことを踏まえた生産力増強への転換が必要そう
  • 生産基盤が弱くなる中で、産地の生産力を強くし、消費者の「欲しい!」に応じた生産量を確保していく為には、労働生産性を上げること(仕組みから変えること)が必要そう

(※)需給安定対策(縮小再生産で量を減らす政策)は、主に温州みかん 及び りんごが対象となっていました。しかし近年では、生産量が少ない状況(適正生産量 > 生産量実績)が続いており、緊急需給調整対策特別事業(価格と供給の安定を図る取り組み)については、温州みかんは平成24年、りんごは平成21年以後は発動していません。そのため、温州みかん 及び りんごはもはや作りすぎの状態ではないと考えられます。

理想

家族経営→法人化 への理想ステップ

 ステップ1:法人化および農園を拡大

 ステップ2:常勤雇用者を増やす(※1、2、3)

 ステップ3:生産量をアップさせる

 ステップ4:収益アップ

※1、ピーク時以外は加工品等の 開発/製造/販売 をする
※2、ピーク時が重ならない違う産地と連携し、労働力をシェアする
※3、雇用が増えることで、地域全体の活性化に繋がる

課題 と 対策

課題① 規模拡大

経営体あたりの規模は拡大する必要があり、その為に『スマート農業』などを積極的に取り入れ、作業を省力化・効率化し農園の規模拡大を目指すことが大切といいます。
(スマート農業:ロボット技術やICT等の先端技術の活用による新たな農業)


農場規模や立地等によっては、スマート農業の取入れも厳しいを取り入れなくとも、現在の労働内容を見直し、多く時間と労働を費やしている作業については、外部からの雇用も視野に効率化を検討してみるだけでも大きな一歩となるでしょう。

課題② 労働力の確保

常勤雇用を安定的に確保する為のヒントとして、

● 加工等の経営の多角化に取り組み、作業ピーク時以外の仕事を生み出す必要
● 作業ピークの重ならない産地と連携し労働力を融通することで、通年の作業を作る必要

などが挙げられます。

課題③ 後継者の確保

自身の農場は何のために存在するのか。誰のために存在したいのか。
家族や親族に限らない、第三者も含めた経営継承を視野に入れることで、丹精込めて作った果物が、より多くの人の笑顔を生むことが可能になる可能性があります。

会社にしたら「農“家”」じゃなくて「農“社”」になるね!

するどい!(笑)

参考資料:果樹農業に関する現状と課題について 令和元年10月 農林水産省

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